自分らしく
こんばんは。アサです。
相変わらずの日々を過ごしています。
色々悩み事はあるけど、GWの後半は遊ばせていただきました。
最近、考えすぎで自分が自分らしくいられてなくて、
何をしても心から楽しんだりできずにいました。
でも、先日のGWに韓国バンドFTISLANDのライブに行きました。
正直、ライブ前は心から楽しめるのか不安でした。
実際、ライブの何時間か前までは気持ち的にも落ちてたし、
こんな気持ちでライブに行くのが正解なのかと思っていました。
がっ!!
ライブが終わった後、心から楽しめていた自分がそこにはいました。
やっぱりFTISLANDのライブは楽しい!!
ライブっていいな♪って改めて実感させられました。
FTISLANDは韓国デビューが今年で10周年(日本デビューが7周年)。
高校生でデビューしたから、年齢的にはまだ若い!のにキャリアは十分。
ですが、彼らもトントン拍子でここまで来たわけでは決してありません。
あれは3年前の「FTISLAND ARENA TOUR 2014 The Passion」ツアー。
当初、このPassionツアー公演は4都市7公演のアリーナツアーでした。
ですが、チケット申し込みも終わり、あとはツアー開始を待つだけとなったとき、
突然、2都市3公演の中止が発表されました。
理由はコンサート開催における諸般の事情とありましたが、
恐らくはチケットの売れ行きが悪く、中止せざる得ない状況だった思われます。
確かに、私がファンになった2012年のツアーから見ていっても、
会場の空席具合が年々気になってはいました。
FTISLANDはロックバンドとしてデビューしましたが、
韓国ではK-POPダンスグループが多く、ロックバンドはマイナーで、
当時はアイドルバンドとして売り出されていました。
当然、自分たちがやりたい音楽ではない大衆受けするような音楽・・・。
そんな彼らもキャリアを積むとともに、自分たちの音楽がしたいと思うようになり、
日本でも2013年辺りから、少しずつ自作曲でやりだすように。
するとやはりついていけないファンが増えていき、離れていき・・・
小さい会場(Zeppやホールクラス)は埋まるけど、アリーナは埋まらない。
中止公演が出たPassionツアーのオーラスの前日、
メンバーたちは話し合ったそうです。
「兄さん、僕らはいつまでこんな大きい会場で(ライブ)できるのかな?」
MCでそう話す姿を見て、会場にいる全員が辛かったと思う。
アイドルバンドで売り出されて、今やっとやりたい音楽が出来ているのに、
それはやっぱり間違っているのか・・・
でもメンバーたちは、
「今は自分たちにできることをするしかない」と、改めて再確認したそうです。
(記憶を頼りにしているので、確かこんなニュアンスだったと思います)
そしてラストの曲「アリガト」では、ホンギが歌詞の一部を変え、
『こんなワガママな性格を持ってる俺らを好きになってくれてありがとう!』
と、ファンに感謝の気持ちを伝えてくれました。
この時のことは今でも鮮明に覚えています。
こう言ってくれた瞬間、涙が止まらなくなり、
あぁ、これから先何があっても、死ぬまで彼らを応援しようと・・・
そう私は強く思いました。
なのに、2017年の最初のツアーが発表されると、
3都市4公演のアリーナツアー・・・。
原因はホンギの熱愛。
3年前、あんな事があったけど、
ホンギのことが好きだから受け入れることができず、離れていくファン。
メインボーカルであり、FTISLANDの顔であるホンギの人気が落ちると、
こうなってしまうのは仕方ないのかもしれない。
そんな不安がある中、今回のツアーは始まった。
初日の名古屋。ホンギは序盤の曲中にいきなりぶっ込んできた。
「みんな、自由になりたいって思ったことある?」
「俺はずっと自由でいたくて、
でもこの間のことで、自分らしさを忘れてたんだけど…
みんなのおかげで、メンバーのおかげで、
自由になれたよ!ありがとう!」
ホンギがMCじゃなく、曲中にこんなこと言うだなんて…
今回の件、よっぽど考えたんだろう。
いつものホンギは、芸能人だけど隠すことはせず、
自由に自分の思うままにやってきた。
でも今回こういうことになってしまって、
ホンギ自身、普通にしてても、
周りからは、大丈夫??って心配される。
仕事をしてても全然楽しくなかったそう。
それは自分らしく自由でいることができていなかったから。
でもホンギは、ファンのみんな、そしてメンバーに助けられて、
“どんな時も自分らしくいることが大切”
ということに気づいたようです。
だから、今回のツアーは、
自分たちが楽しいだけじゃなくて、
“ファンも同じ気持ちで一緒に楽しめるライブ”
今回のツアーはそんなツアーになってると思いました。
セトリもそうだし、花道を作ったことも、
初めてトロッコを使って、後ろのファンにまで会いに行ったことも…
ホンギはアイドルみたいに花道やトロッコといったことはしたくなかっただろう。
でも、それは自分がアイドルみたいなことをやりたくないっていうワガママ。
そんな嫌なことをごちゃごちゃ考えずやってみたら、
結果、会場にいる全員が同じ気持ちで楽しめた。
自分が嫌だと目を背けていたものも、
やってみるとそうでもなかったりもする。
やってみても最終的に楽しいものになれば、
それでいいのではないか?
自分らしく…
転職活動してると、どうしても余計なものが見えてしまって、
本当に見なきゃいけないものが見ることができず、
自分らしくいられなくなってしまう。
やってみたいっていう自分の気持ちを、
そこまでいく過程が面倒だ、やりたくないというだけで、
見えなかったふりをするのは違う。
ごちゃごちゃ考えても、その諸々を乗り越えなければ、
手に入れられるものも手に入らない。
目的がはっきりしているのなら、それは決して無駄ではない。
ホンギが背負ってるもの、生きている世界に比べると、
私の世界はかなり自由だ。
その自由な世界で閉じこもって自分らしくいられないのはおかしい。
それはただの逃げだ。
死ぬくらいなら一度やってみたらいい。
そこから拓ける道もあるかもしれない。
やりたいことして自分らしくいた方がよっぽどいい。
その道中、人間だから気持ちの浮き沈みはあるけど、
目的を見失いさえしなければ、自分らしくいれるはず。
そう考え直して、私はやりたいって思ったことには挑戦しようと思った。
その過程が自分のプライドに反することだとしても、
やってみたら案外そうでもないかもしれないし、
後から考えたら、やってよかったってなるかもしれないし!
行動あるのみですね。
…本当に、転職活動を始めてからというもの、
自分に向き合う時間が多くなり、色んな考えになる。
人生迷子な、そんな時間を日々過ごしてます(笑)
アサ